国立新美術館へ
貴婦人と一角獣展を見に
出かけてきました!
光りを落とした広い展示室の中。
ぐるりと6面のタピスリーが飾られていました。
「触角」「味覚」「嗅覚」「聴覚」「視覚」と
人間の五感を表すタピスリー。
最後の1面は「我が唯一の望み」という
未だに何を意味するかわからない
謎を持ったタピスリー。
ザクロ実文様のドレスを着た美しい貴婦人、
獅子と一角獣、樹木。
その周りは千花文様(ミルフルール)で埋めつくされていて
ところどころに小動物の姿があります。
一面一面じっくり見てから、展示室の真ん中に立って全体を見渡す、
というのを何度も繰り返しました。
謎というものは大きな魅力になるのだなと思いました。
これからも時々タピスリーを見た風景を思い出し、
「我が唯一の望み」とは何なのか考えることに浸ります。